老學餘塵
「老学は塵を餘(のこ)す」だが、「老いて先学の餘塵に学ぶ」とも読める。
―書物の子細無量に出会う楽しい日々を綴る―現在は論語に挑戦中
2011年6月17日金曜日
先之勞之
310
子路問政。子曰、先之勞之。請益。曰、無倦。
子路、政を問う。子曰く、之に先んじ之を労すと。 益を請う。 曰く、倦むこと無しと。
子路が政治の心得を訊ねた。
先生が曰われるには「人民に求めるまえに先んじてやって見せること。人民を労わること」だと。
(子路が重ねて)「まだまだ、もっとお教えください」と請うた。
先生曰く「続けることが大事だ、倦まないようにすることだ、お前の場合はね」と。
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