#論語 子罕第九 その9
子見齊衰者冕衣裳者與瞽者見之雖少必作過之必趨
子 齊衰の者と、冕衣裳の者と瞽の者とを見れば、之れを見て少(わか)しと雖ども必ず作(た)て、 之れを過ぐれば必ず趨(はし)る。
先生は齊衰者、や冕衣裳者や瞽者とわかると、そのばでそれがどんな様子の人であれ、必ずきちんと我が身仕舞を正された、そばを通られるときは、必ず会釈された。
難しい。知識が足りない。
大まかにはこのような感じなのだろう。
齊衰者とは近親の喪に服してそういう衣服でいる者。
冕衣裳の者とは大礼服を着けている衣冠を正したひとのことらしい。使命を帯びた人や公的な役にある人か。瞽者は目のわるいひとという。
この三種類の人で代表させている何かに対して
孔子は敬虔であった、というのであろう。
悲しむ人、何かのために赴こうと身を呈している人、気遣いを向けるべき人。
政治家としての孔子が他者に対してもっとも敬意を持って接した存在。
よく考えてみるべき箇所に思う。
が何せ古すぎる時代のことだから確かなことはわからないだろう。
— 論語ボット (@Rongo_Bot) 2017年6月9日
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