2011年5月11日水曜日

巧言・令色


 3 子曰、巧言令色、鮮矣仁。


 子 曰、巧言、令色、鮮キカナ 仁。

 巧言令色。 巧言と令色なのか、巧言かつ令色なのか?
 どちらでもよいだろうが、要するに仁者には巧言も令色も不要だし不用だというだけのこと。巧言は言語表現の美に含まれるだろう。令色もまたある種の人間的美質に属するかもしれない。しかし敢えてそれを仁から遠ざける、あるいは遠いとする。人間の真実や真情から離れた美もまたある。こころよい現象はある。それを警戒したほうがよかろうと、注意を促した言葉だろうと思う。

決して「外面を飾るな」とか「士(オトコ)は質実剛健のみ」とか言うのではない。
言も色も孔子は人間にとって大事なものと考えていた。
彼は部分や一面が本質を隠したり裏切ったりすることをみているのだ。

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